みなさん、こんにちは。
今回は小論文での「段落分け」について解説していきます!ちなみに、通常の現代文の出題で「段落に分けるならどう分けるか」といった出題についてのコツも伝授するのでぜひご一読ください!
◎そもそも「段落分け」ってなに?
段落分けってそもそも何のためにあるのでしょうか。それは、簡単に言えば読みやすくするための工夫です。
段落とは、文章のまとまりの単位です。ある程度意味の通り、内容がつながっている文章たちを分けて「段落」というまとまりにすることで、文全体を読みやすくします。
段落は行頭のマスを1マス下げることで段落と分かるようになっています。これが「一マス下げ」です。
(このコラムでは1字下げを用いていません。さっと目を通すには左側が揃っている方がはやいからです)
さて、みなさんの記述した小論文の回答を原稿用紙で想像してみてください。段落分けは読みやすくするためにあり、いわば理解を深めるための一マス下げの目印のようなものです。
そうなると、いざ自分が段落に分けるとき、なにに注意すべきだと思いますか?
それが、「意味段落」です!
◎意味段落の使い方
意味段落とは文字通り、書き連ねてある文章たちを意味によって分け、まとまりにした段落のことです。例文を用意しました。
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君は牡蠣を食べたことはあるか。海のミルクと呼ばれる、あの大きなアサリのような貝だ。食べると稀にうっかり真珠を噛んで歯を痛めたなんてニュース記事が出るあの牡蠣だ。牡蠣は亜鉛が豊富に含まれており、美容にも良いらしく、牡蠣そのものも美味しい上に、その亜鉛によって下の味蕾の細胞が再生されやすくなり更においしさを感じられるようになる、という食材だ。私はあの牡蠣に良い印象を抱いていない。なぜなら当たるからだ。牡蠣の処理不足でノロウイルスによる食中毒に苦しめられた経験からして好きになれない。しかしそれだけでなく、また別の大きな理由もあるのだ。……
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この牡蠣についての文章は主に、
- 牡蠣についての紹介(~記事がでるあの牡蠣だ。)
- 牡蠣を食べて得られるメリット(牡蠣は亜鉛が~という食材だ。)
- 筆者は牡蠣が嫌いな理由その1(私はあの牡蠣に~好きになれない)
- 嫌いな理由その2以降(しかしそれだけでなく~。以降)
という4つのパートにまとめられる文章ですよね。
これが意味段落です。小論文ではこのように、読み手がある程度文章を分けて大きなまとまりで捉えることが理解を深めるコツになってきます。「この段落ではこのようなことを述べている」といった具合で、一つの大きな文ではなくいくつかの段落をそれぞれ解釈するようにしましょう。段落に分ける問題も、文脈につながりのある文章同士をまとめて小分けにし、それぞれを解釈する作業をすることで正答が分かってくるはずです!
それでは、先ほどの文を使って、さっそくいくつかの文章たちを意味や文脈のあるまとまりとして区分けし、意味段落にしてみるとこんな感じです!
〜〜〜
君は牡蠣を食べたことはあるか。海のミルクと呼ばれる、あの大きなアサリのような貝だ。食べると稀にうっかり真珠を噛んで歯を痛めたなんてニュース記事が出るあの牡蠣だ。
牡蠣は亜鉛が豊富に含まれており、美容にも良いらしく、牡蠣そのものも美味しい上にその亜鉛により下の味蕾の細胞が再生されやすくなることにより更においしさを感じられるようになるという食材だ。
私はあの牡蠣に良い印象を抱いていない。なぜなら当たるからだ。牡蠣の処理不足でノロウイルスによる食中毒に苦しめられた経験からして好きになれない。
しかしそれだけでなく、また別の大きな理由もあるのだ。……
〜〜〜
このように、文章をまとまりにわけて改行すると読みやすさが格段にアップしますよね。小論文の記述で段落に分けるときに気を付けることは、一つの段落にはなるべく一つだけ意味を込めることです。たとえば、1つの段落にある事柄についての賛否両方の意見を書くことは混乱を招きますから、それぞれを2つの段落にして分けてしまいましょう。
いかがでしょうか。今回は意味段落について、段落分けをつかって解説しました。
段落分けを覚えたみなさんにはもう怖いものはありません! 小論文であなたの主張を段落ごとに分けまくって、しっかり意見を伝えましょう!
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大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
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何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
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