「小論文ってどうやって対策すればいいのか分からない」
「頑張って書いているのに点数が伸びない」
こうした悩みを抱えている受験生は非常に多いです。しかし、その原因の多くはシンプルです。
採点基準を知らないまま書いていること。
小論文は感覚で評価されるものではありません。明確な「採点基準」が存在し、それに基づいて点数がついています。つまり、採点者の目線を理解すれば、点数は一気に伸びます。
この記事では、小論文の採点基準を徹底的に分解し、それを踏まえた具体的な対策を解説します。
小論文の採点基準は大きく4つ
まず結論から言うと、小論文の採点基準は主に次の4つに分かれます。
- 設問理解
- 論理構成
- 内容(発想・具体性)
- 表現(日本語力)
この4つをバランスよく満たすことで、高得点が取れます。逆に言えば、どれか1つでも欠けると点数は伸びません。
①設問理解:ズレた時点で0点に近づく
最も重要なのがこれです。
どれだけ良いことを書いていても、問題の意図からズレていれば評価されません。
例えば、
- 「あなたの意見を述べよ」とあるのに、説明だけして終わる
- 「原因を述べよ」とあるのに、対策を書いてしまう
こうしたミスは非常に多いです。
対策
・設問のキーワードに線を引く
・「何を答える問題か」を一文で言い換える
この作業をするだけで、ズレは激減します。
②論理構成:読みやすさ=点数
採点者は短時間で大量の答案を読みます。つまり、
分かりやすい=高評価
分かりにくい=低評価
になります。
基本構成は以下で十分です。
- 結論
- 理由
- 具体例
- 再結論
いわゆる「PREP法」に近い形です。
悪い例
いきなり具体例から始まる
話があちこち飛ぶ
結論が最後まで分からない
良い例
最初に結論を提示
段落ごとに役割が明確
読み手が迷わない
対策
・1段落=1テーマ
・接続詞を明確に使う(なぜなら、しかし、したがって など)
③内容:ありきたりでは点は伸びない
ここで差がつきます。
採点者は何百枚と答案を読むので、「よくある意見」は見飽きています。
例えば、
- 「コミュニケーションが大切」
- 「努力が重要」
これだけでは弱いです。
高評価のポイント
・具体性がある
・自分の視点がある
・説得力がある
具体例の差
✕「努力は大切だ」
〇「私は部活動で毎日30分の自主練習を続けた結果、レギュラーを獲得した。この経験から〜」
このように、自分の経験や具体的な状況を入れることで一気に評価が上がります。
対策
・「なぜそう言えるのか」を必ず書く
・抽象論で終わらせない
④表現:減点方式で評価される
最後は日本語力です。
ここは加点というより減点されないことが重要です。
減点されるポイント
・誤字脱字
・文法ミス
・話し言葉(〜だと思いますけど など)
・同じ語尾の連続(〜だ。〜だ。〜だ。)
対策
・書いた後に必ず見直す
・一文を短くする(40〜60文字目安)
・「です・ます」か「だ・である」を統一
採点者の本音:実はここを見ている
ここで少し裏側の話をします。
採点者は次のように考えています。
「この受験生は、大学でやっていけるか?」
つまり、
- 論理的に考えられるか
- 文章で伝えられるか
- 指示を正確に理解できるか
これをチェックしています。
小論文は単なる文章力テストではなく、思考力のテストなのです。
点が伸びる人の共通点
実際に点数が伸びる人には共通点があります。
①型を使っている
自己流ではなく、構成が安定している
②書いた後に修正している
書きっぱなしではなく、改善を繰り返している
③採点基準を意識している
「これで点がもらえるか?」という視点を持っている
逆に伸びない人の特徴
厳しいですが、これも重要です。
①感覚で書いている
→「なんとなく」で書くと、評価は安定しない
②書きっぱなし
→フィードバックなしでは成長しない
③設問を軽視
→ズレた瞬間に終わる
今日からできる具体的対策
最後に、すぐできる対策をまとめます。
①設問分析を必ずやる
→「何を聞かれているか」を言語化
②型(結論→理由→具体例→結論)を徹底
→迷ったらこの形に戻る
③具体例を1つ入れる
→説得力が一気に上がる
④見直し時間を確保
→誤字脱字は確実に防ぐ
まとめ
小論文対策の本質はシンプルです。
採点基準に合わせて書くこと。
これができれば、点数は安定して伸びます。
逆に、どれだけ努力しても採点基準を無視していれば結果は出ません。
小論文は「センス」ではなく「技術」です。
正しい方向で対策すれば、誰でも確実に伸ばせます。
小論文で迷ったらぜひ当塾にお越しください!お待ちしております!
小論文対策まつひら塾について
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策まつひら塾】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策まつひら塾】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
書き出しはどうするの?文末表現、語尾はどう書くの?句読点の打ち方は?段落分けは?
社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。
頻出課題の出題傾向を分析して、豊富な例題を用いて書く訓練をしていき、
何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、
【小論文対策まつひら塾】ならではのものです。
===
【小論文対策まつひら塾】は、小論文の専門塾として、
日本TOPレベルの指導ができるよう日々努力しています。
小論文についてのお悩みがありましたら、
以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡をください。
★記事はお役に立ちましたか?
今後もお役に立てるような記事を書いていきますね!
それではまた!

