みなさん、こんにちは。
突然ですが、作文を書くのは好きですか?
読み手に伝わるようにと言い回しを工夫してみたり、発信したいことと伝わってほしいことの違いで頭を悩ませたり……。
ものを書くことに苦手意識を持つ方が多いのは事実ですし、近年では生成AIにテーマを与えて書かせるなんて選択肢もあるようです。
それでも、作文コンクールや作文課題も、自分の常日頃の思うところや不満や幸せの発露だと思って積極的に取り組んでみれば、案外楽しいものですが、大学入試の小論文作成となると話が変わってきたりもしますよね。
そんなわけで今回は、「優秀作品」とされる高校生の小論文・作文と、大学入試で求められる小論文の違いについて解説していきます!
是非、小論文を書きだす前の参考にしてくださいね。
入試とコンクールは目的が違う
そもそも、入試とコンクールでは目的が違います。
▷入試小論文の目的・・・「課題解決の提案ができるか」
▷作文・小論文コンクールの目的・・・「あなたは誰か?」(社会課題についてあなたはどう考え、どうしたらいいかを書くことが大事。)
つまり、入試小論文とコンクール小論文の決定的なちがいは、「経験や物語の有無」。
後者にはそれらが必要ですが、入試には必ずしも必要なものではありません。
気をつけたいのは、「課題解決のための提案」は両方に必要なことです。
コンクールでの「優秀作品」とは
優秀作品を読み解いていくと、テーマや話の広げ方は十人十色でも、共通している特徴があります。それが「物語性」と「提案」です!
高校生の作文・小論文コンクールの課題では筆者の経験に基づいた内容が求められます。それが「物語性」であり、実際、優秀作品には筆者の等身大の視点から課題の発見につながるものが多い。作文とは随想でありエッセイであり、筆者の経験談抜きでは書けないものでもあります。しかし、小論文であれば基本的に、経験のみによらない文章を作成しなければなりません。
高校生向けの小論文コンクールは作文コンクールと同じで、やはり「筆者が何を思うのか、その思いからどんな行動をとるのか」という文脈が求められています。
「提案」とは、筆者の捉えた問題に対する解決方法です。たとえば自己実現に関する作文であれば、その人生設計図がこれに当たります。あるいは地域創生などの社会問題がテーマであれば、現状横たわる様々な問題に対する提案と、その実践によって見込める効用を書くことが必要です。
「どうしたらよいか」といったテーマではもちろんのこと、そうでないテーマの場合でもコンクールでは「提案」が重要視されます。そして、しばしばその提案と実践によって得た結果を書く必要があります。その過程を含め、文章全体に物語のような連続性を持たせて書くのがコンクール小論文です。
大学入試の小論文はどう違う?
先に挙げた2つの要素「物語性」と「提案」は、大学入試の小論文においては役割が変わってきます。出題のテーマにもよりますが、基本的に大学入試の小論文は作文ではありません。つまり、論理的に記述しなければなりません。時間制限、字数制限を考慮すれば、「物語」や「経験」を入れるほどの余裕はないでしょう。
推薦型入試の事前課題の場面で、
「本学の〇〇学部でどのような目標を持ち、何をどのように学びたいか具体的に説明せよ」
という論述課題が出題されたとします。これまでの作文課題の感覚で自分の経験談を書きたいところですが、そうはいきません。入試では問題に対する適切な回答を端的に記述することが最優先です。
つまり、ここで求められるのは「具体的な提案」のみということです。入試の小論文では曖昧な表現や内容は不適当。
作文では提案とその実践の先に「結果」を用意しがちですが、大学は答えのない問いと向き合う場です。入試の小論文でもその前提で回答を作成しましょう。
そもそも、大学は学問をする場です。入試では受験者が学びを求め大学の門をくぐるにふさわしいと言えるような、学問希求に対する姿勢があるかどうかを見ています。大学入試の小論文で作文を書いてしまっては、来る場所を間違えていると言わざるを得ません。
まとめ
▷コンクール・・・経験を交えた作文・小論文
▷大学入試の小論文・・・論理的で客観性のある、抽象的な概念を駆使できているような小論文
いかがでしょうか。今回はコンクールと大学入試の小論文の違いについて解説しました。
みなさんが目的に合った小論文を作成し、努力が実を結ぶ日を楽しみにしております!
小論文対策まつひら塾について
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