「これさえおさえておけば良い!?小論文攻略シート」をリリースしました 試してみる

【小論文対策☆基本】語尾編:小論文の語尾が気になる

終わりよければすべてよし、とまでは言いませんが、語尾(文尾)がビシッと決まっているとそれらしいものに見えます。語尾(文尾)は、主張の明確さと説得力を高めるために非常に重要です。

以下に、効果的な語尾(文尾)の書き方のコツと具体例をまとめます。

目次

【語尾(文尾)作成の4ステップ】

1. 主張の再提示

   導入で提起した問題に対する結論を簡潔に繰り返す。  

   例:「以上から、AI倫理ガイドラインの法制化が急務であることは明らかだ」

2. 具体策の提示

 数値目標・期限・実施主体を明示した解決策を述べる。  

   例:  「2025年度までに企業向けAI監査制度を導入し、専門委員会(産学官共同)による年次評価を義務付けるべきである」

3. 展望の描写

実現後の社会像を具体的なイメージで示す。  

   例:  「この措置が実現すれば、技術革新と人権保護が両立する持続可能なAI社会が構築されよう」

4. メッセージ性の付加

読者の行動を喚起する問いかけや比喩で締める。  

   例:  「私たちは今、効率性と人間性の天秤にかかる分岐点に立っているのだ」

【分野別 最適な語尾(文尾)例】

◇政策提言型

「これらの施策(①デジタル庁の機能強化 ②地方公務員IT研修義務化 ③クラウド移行補助金)を  2024年度内に実行に移すことで、自治体業務の生産性を40%向上させ(総務省試算)、真のデジタル田園都市国家の実現に近づくであろう」

◇社会問題分析型

「少子化対策としての出産支援金増額だけでは根本解決にならない。  むしろ、男性の育休取得率を80%まで引き上げ(現状14%)、『育児は個人責任』という意識そのものを変革するパラダイムシフトが求められている」

◇技術倫理型

「遺伝子編集技術の規制枠組みを国際的に整備するため、WHO主導の倫理基準策定プロセスに日本が積極的に参画することで、生命科学の進歩と人類の福祉の両立を図るべき時が来ている」

【語尾(文尾)の表現技法】

1. 数値根拠付き

「保育士待遇改善(月収+5万円)と施設整備費2倍化により、2025年までに待機児童数を現在の8,000人から3,000人まで削減可能だ(内閣府推計)」

2. 比喩活用

「初等教育段階からのプログラミング教育必修化は、デジタル化の荒波を乗り切る羅針盤として不可欠である」

3. 反語的問いかけ

「私たちは本当に、経済成長の数値だけを豊かさの尺度とし続けてよいのだろうか」

4. 対比構造

「効率性追求の陰で失われた人間らしさを、今こそテクノロジーの力で取り戻す時が来ている」

【避けるべきNG例】

✖️「みんなで協力しましょう」

→◎「企業・自治体・NPOの連携指数(KPI)を年次報告書に明記する義務付けが必要だ」

✖️「バランスが重要です」

→◎「AI規制の『EUの厳格主義』と『米国の自由主義』の間で、日本の第三の道を確立すべきだ」

✖️「意識改革が必要です」

→◎「消費者物価指数連動型最低賃金制度導入が、働き手の意識変革を促す起爆剤となる」

【自己チェックリスト】

1. 主張が具体的な数値/期限と結びついているか  

2. 導入部の問題提起に対応した結論か  

3. 抽象的な表現(「頑張る」「協力する」)がないか  

4. 文字数制限内で効果的に収まっているか 

【練習方法】

1. ニュースのリード文書き換え: 朝日新聞の記事結末を小論文風に改造  

2. タイトル&エンド作成: 本文を隠し、導入と結論のみで論理チェック  

3. タイムアタック: 結論部分のみ5分で仕上げる反復練習  

例:「高齢化社会の課題」について  

×「皆で支え合う社会を作りましょう」  

◯「2025年度までに介護ロボット導入補助金を3倍化し、要介護認定待機者数を半減させる具体策が急務である」

語尾(文尾)は論文の「最後の砦」です。具体性とオリジナリティを意識して、読者の記憶に残る締めくくりを心掛けましょう。

小論文対策塾Gokakuについて

​​大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。

小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。       

でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。              

【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。

書き出しはどうするの?文末表現、語尾はどう書くの?句読点の打ち方は?段落分けは?

社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、

反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。

頻出課題の出題傾向を分析して、豊富な例題を用いて書く訓練をしていき、

何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。       

小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、

【小論文対策塾Gokaku】ならではのものです。        

===

【小論文対策塾Gokaku】は、小論文の専門塾として、

日本TOPレベルの指導ができるよう日々努力しています。

小論文についてのお悩みがありましたら、

以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡をください。

★記事はお役に立ちましたか?

今後もお役に立てるような記事を書いていきますね!

それではまた!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事を書いた人
松橋 頌

いつも、ありがとう! 松橋国語塾→合同会社日本国語塾になりました◎ 北関東NO.1国語専門塾塾長です。 全国の受験国語を変えていきたい。 好き:うちのいぬ、ディベート、ハイカロリーなもの! 苦手:芸能人関係・政治・スポーツ

目次