小論文試験の対策は「論理構成の習得」「知識のインプット」「実践的なアウトプットと添削を受けること」の3段階に分けて体系的に進めることが効果的です。以下に具体的な勉強法を段階別に解説します。
1. 小論文の基本構造を理解する
小論文は大抵、以下のような構造で書きます。
- 導入:テーマの背景や問題提起、論点を簡潔に説明。
- 本論:自分の意見を述べ、理由や具体例で補強。
- 結論:主張を再確認し、簡潔にまとめる。
この基本構造を覚えるだけで、試験本番でも迷わず書き始めることができます。
2. 書き方の練習をする
書き方に慣れることが重要です。最初は短いテーマで練習しましょう。たとえば、「人口減少社会はよくないことなのか」や「AIと人間は共存できるのか」など、最近のニュースや関心のあるテーマを選びます。
練習方法
- 時間を設定して書く:30~40分で完成させる練習を繰り返す。
- 文字数を意識する:課題で指定される文字数(600~800字程度)に合わせて書く練習を行います。
書いたら、自分で以下の点をチェックします:
- 主張が明確か?
- 構造が論理的か?
- 具体例が適切か?
たぶん、最初は書けないと思います。
なぜ書けないのか?をテーマにして考えていくのです。
3. 論理的思考を鍛える
書けないのは、論理的な思考をしていないからです。説得力のある小論文を書くには、論理的な思考が不可欠です。以下の訓練を取り入れると良いでしょう:
- 意見を理由とともに述べる練習
日常的に、自分の考えを言語化することを意識します。例えば、「コンビニが増えて便利になった」と感じたら、「いいことばかりなのか」「自分が便利なこと以外に社会にはどんな影響があるのか」を考えてみることが大切です。 - ディベート的な思考
一つのテーマについて肯定と否定の両面から考えます。これにより、バランスの取れた意見が書けるようになります。練習は簡単なテーマがよいです。たとえば、「動物園は是か非か」?どっちだと思いますか?
あなたがどっちに考えるかは重要ではなくて、どっちに賛成でもその論拠を言えるかどうかが大事。それを練習します。動物園否定派なら、動物愛護の点から見て、檻の中で一生暮らすのはかわいそうではないのか?と論じることができます。動物園肯定派なら、実際に見るから愛情が湧くのだと主張してみる。この意見のぶつかりあいがつまり、小論文における問題的であり、論点であり、テーマです。
4. 書いた小論文を添削してもらう
第三者のフィードバックを受けることで、自分の弱点が明確になります。可能であれば:
- 塾や予備校の先生に見てもらう。
- インターネットの小論文添削サービスを利用する。
- AIを活用する。
添削が難しい場合は、自分で以下を確認します:
- 主張が一貫しているか。
- 余分な情報や曖昧な表現がないか。
5. 模範解答を読む
書き方のイメージを掴むために、模範解答を読むのも効果的です。もし、問題集などから問題を選んでおらず、独自の課題で書き始めているなら、AIに聞くのも一つのやり方です。特に、自分が苦手なテーマを選んで、AIに答えてもらうのです。その例文を読むことで、言い回しや論の展開の仕方を学べます。
さて、しかし、これだけではおそらく自在に十全に書けるようにはなっていません。
最初に3段階があると言いましたが、「知識のインプット」が足りていないからです。中編以降にどうやってそれを頭に入れるか、それも短期間で、ただ言葉として知っただけでなく生きた知識にするか、について書きます。
(中編に続く)
小論文対策塾Gokakuについて
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
書き出しはどうするの?文末表現、語尾はどう書くの?句読点の打ち方は?段落分けは?
社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。
頻出課題の出題傾向を分析して、豊富な例題を用いて書く訓練をしていき、
何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、
【小論文対策塾Gokaku】ならではのものです。
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