グラフの読み取りは好きですか?得意ですか?
最近の傾向として、グラフを正確に読み取れるか、それを基にした考察力があるかといったことが求められることが多くなっているように思います。
グラフの読み取りは適切な練習を積めば慣れていきます。何事も「慣れ」です。必要以上にびびったり、苦手意識をもったりするのは得策ではありません。
以下に、グラフの読み取り力を鍛えるための具体的な訓練方法を紹介します。
1. グラフの基本を理解する
まずは、グラフの基本的な構成と種類を押さえましょう
軸と単位を確認する
ここ、けっこう大事です。単位をチェックしない生徒が多く、答えるにあたって一桁多かったり少なかったりすると、たいへんまずい。
- 横軸(X軸):時間、カテゴリ、条件など。
- 縦軸(Y軸):数値や割合、量を表す。
- 単位(%、人、万円など)が何を示しているかを必ず確認します。
グラフの種類を理解する
- グラフの種類を理解する
- 棒グラフ:量の比較。
- 折れ線グラフ:時間による変化や推移。
- 円グラフ:割合の構成比。
- 散布図:2つのデータの関係性。
各グラフの用途を理解しておくと、読み取るポイントが分かります。
(後編に詳しく解説しています)
2. グラフ読み取りの手順を身につける
グラフを効率よく読み取るための手順を以下に示します。
(1) 問題文や設問を読む
設問に注目し、「何を読み取るべきか」を最初に確認します。
- 「増加傾向を説明せよ」
- 「2つの要素の違いを述べよ」
設問に応じて、グラフのどの部分に着目すべきかが変わります。
(2) グラフのタイトルを確認
グラフ全体が何を示しているのかを明確にします。
タイトルが「日本の人口推移(1980~2020年)」であれば、時間の経過に伴う人口の増減に注目します。
(3) 軸や単位を理解する
横軸と縦軸が何を表しているかを正確に確認します。
- 横軸が「年度」、縦軸が「販売台数(万台)」なら、特定の年度ごとの販売台数を見ます。
(4) 全体の傾向を掴む
グラフ全体をざっと見て、以下のポイントを把握します:
- 上昇しているか、下降しているか。
- どの部分で変化が大きいか(急激な増減)。
- 最大値や最小値、変化のピークはどこか。
(5) 比較や注目すべき箇所を探す
比較対象がある場合、違いをチェックします。
- 例:A社とB社の売上推移を比較して、どちらが成長しているかを確認。
3. グラフを解釈して書く訓練
小論文では、グラフを単に読み取るだけでなく、それを解釈し、自分の意見を述べることが求められます。以下の訓練を行いましょう。
(1) 簡潔に要約する練習
まずはグラフの内容を100字程度で要約する練習をします。
- 「1980年から2020年にかけて日本の総人口は増加傾向を示したが、2008年以降は減少に転じた。」
(2) 自分の意見を添える
グラフから分かったことに対して、「なぜこうなったのか」「どのような影響があるか」を考えます。
- 「人口減少の要因として、少子化や高齢化が挙げられる。この傾向は労働力人口の減少や社会保障費の増大に影響を及ぼすだろう。」
(3) 自分の意見とデータを関連付ける
数値や傾向を示すデータを使って、自分の主張を補強します。
- 「2010年時点で高齢化率が23%を超えたことからも、日本社会が直面している少子高齢化の深刻さが分かる。」
(中編に続く)
小論文対策塾Gokakuについて
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
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【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
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社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。
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何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
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