自己PRとは、「自分売り込みの文章」ではなく、「自分という人間の価値を論理的に証明する文章」です。高校生らしい等身大の表現で、説得力のある書き方を目指しましょう。
基本構造の組み立て方
1. 結論ファースト型
「私の強みは◯◯です」と冒頭で宣言し、具体例→学び→将来像の順に展開していきます。
例:
「私の強みは『失敗を成長に変える力』です(結論)。文化祭の企画で集客に失敗した経験から(具体例)、PDCAサイクルの重要性を学び(学び)、将来はこの力で地域活性化に取り組みます(展望)」
2. ストーリー型
エピソードをドラマチックに描写→気付き→能力の言語化の順番。
例:
「吹奏楽部でパートリーダーを務めた時、メンバーの意見が対立しました。それぞれの意見を調整して一つの力にまとめました(エピソード)。この経験から、『対立を創造力に変ける調整力』(抽象的なもの)が私の武器だと気付きました(気付き)」
高校生向け3つの具体化テクニック
1. 数値に変換(抽象→具象)
「責任感がある」→「生徒会で企画した防災訓練に学年の93%が参加」
「継続力」→「3年間毎日英単語10個を覚え続けTOEIC700点突破」
2. 比喩表現
「私の性格は『両面テープ』です。一見控えめですが、人と人をつなぐ接着力があります」
3. 逆説的強み
「不器用だからこそ、事前準備を徹底する習慣が身についた」
「人見知りな性格が、相手の話を深く聞く観察力に繋がった」
避けるべき3つの落とし穴
1. 抽象的な形容詞の羅列**
×「努力家で責任感があり協調性があります」
○「週3回の書道教室と生徒会活動を両立させるため、スケジュール管理ノートを作成」
2. 一般論
×「チームワークの大切さを学びました」
○「サッカー部で補欠だった経験から、ベンチからの声出しが試合結果を変えることを実感」
3. 自慢と客観的事実の混同
×「誰よりも優れたリーダーシップがあります」
○「文化祭実行委員長として、アンケート結果を可視化し、反対意見を汲み取った運営方針が評価され」
自己分析のための質問リスト
1. 3年間続けていることは?その理由は?
2. 周りからよく褒められるポイントは?
3. 失敗体験から得た「気付きのパターン」は?
4. 将来実現したいことと、そのために必要な能力は?
5. 友達に「あなたらしい」と言われる行動は?
例文(部活動を軸にしたPR)
「『記録する粘り』は私の原動力です。バレーボール部での3年間、レギュラーになれない日々が続きました。しかし毎日自主練習ノートをつけ、先輩のプレーを動画分析した結果、最終学年ではキャプテンに選ばれました。
粘り強く記録して分析することは、チーム一人一人の意識を変え、なにより一人一人の体力や技術が上げることにつながったのです。この経験から、『結果が出ない時こそ過程を記録する重要性』を学びました。結果が出ない時はみな、見て見ぬふりをしてしまいます。なかったことにしようとします。それでは改善点が見つからないし、どう努力するかもわからなくなります。チームメイトには何度も話し合いをし、記録分析の価値をわかってもらいました。
将来はこの記録力と説得力を活かし、社会の見えない課題を見えるようにする仕事に取り組みたいと考えています」
自己PR小論文の本質は「過去の自分」「現在の自分」「未来の自分」を一本の線で結び、そのような自分がだれにどう貢献するのかを説明することです。高校生活の些細なエピソードにこそ、あなただけの「人間としての核」が宿っています。数字・事実・具体例をしっかりと記述し、背伸びせず等身大に語ること。これがPublic Relationsです。
小論文対策塾Gokakuについて
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
書き出しはどうするの?文末表現、語尾はどう書くの?句読点の打ち方は?段落分けは?
社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。
頻出課題の出題傾向を分析して、豊富な例題を用いて書く訓練をしていき、
何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、
【小論文対策塾Gokaku】ならではのものです。
===
【小論文対策塾Gokaku】は、小論文の専門塾として、
日本TOPレベルの指導ができるよう日々努力しています。
小論文についてのお悩みがありましたら、
以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡をください。

★記事はお役に立ちましたか?
今後もお役に立てるような記事を書いていきますね!
それではまた!

