要約のスキルは小論文の土台となるものです。
要約できることは、将来の仕事でとっても大事です。作文を書けることより小論文で論じることができることより、実は大切かもしれません。
たとえばある日、あなたが上司の命令でセミナーに行かされました。帰社したら上司が「どうだった?」と聞いてきた。あなたは要点をつかんで2分くらいの説明でその内容を伝えないとならない。ええっと、ええっと、あれです、なんといいますか、なんてしどろもどろだったら、上司はイラついて「もういい」と切り上げるでしょう。あなたの評価は下がります。
説明の上手いやつ、これはどの業界でもどんな職種でも重宝されます。そういうやつになれるように、ここに練習問題と要約のコツを示しました。ぜひ試してみてください!
例文:以下の文章を読んで、内容を 150字以内 で要約しなさい。
課題文:
近年、世界的な気候変動が深刻な問題として認識されており、その影響は多岐にわたる。たとえば、地球温暖化により北極の氷が溶けるスピードが加速しており、それに伴う海面上昇が沿岸部の住民に深刻な影響を与えている。加えて、異常気象の頻発によって農作物の生産量が減少し、食糧不足が懸念される地域も増えている。これらの問題を解決するためには、再生可能エネルギーの導入や二酸化炭素排出量の削減など、持続可能な社会の構築が求められている。特に、政府や企業だけでなく、個人レベルでの意識改革や行動の変化も重要であり、小さな取り組みが大きな成果につながる可能性がある。
要約のコツ
1. 出題意図を理解する
- 「要約せよ」という問題では、課題文の内容全体を簡潔にまとめることが目的です。
- 自分の意見を加えず(ここが重要!)、課題文の主旨や重要な情報を中心に要約します。
2. 要約の手順
- 課題文を素早く読む
- 何について書かれているのか(テーマ)を把握する。
→ この課題文では「気候変動の影響と解決策」がテーマです。
- 重要なポイントを抜き出す
- 課題文から「原因」「影響」「解決策」のような構造を探し、各要素を短くメモします。
- 原因: 地球温暖化が進行
- 影響: 海面上昇や農作物の減少
- 解決策: 再生可能エネルギーの導入や個人の行動の変化
- 課題文から「原因」「影響」「解決策」のような構造を探し、各要素を短くメモします。
- 具体例は短くまとめる
- 例示部分は1つに絞るか、「異常気象の頻発」「海面上昇」といった短い表現に圧縮します。
- 主旨を明確にする
- 全体のメッセージや結論部分を強調します。
→ 「個人の意識改革が重要」「持続可能な社会が必要」など。
3. 要約の書き方
- 文量を意識: 課題文の長さに応じて、必要な要約字数に収めます。
- 一文一意: 各文には1つのポイントだけを含め、短く簡潔に書きます。
- 接続詞を使う: 論理的なつながりを明示するため、「一方」「さらに」「このため」などを適切に活用します。
後編に続きますが、ここで試しに書いてみてください。
解答例や解説は後編に書いてあります。
小論文対策塾Gokakuについて
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
書き出しはどうするの?文末表現、語尾はどう書くの?句読点の打ち方は?段落分けは?
社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。
頻出課題の出題傾向を分析して、豊富な例題を用いて書く訓練をしていき、
何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、
【小論文対策塾Gokaku】ならではのものです。
===
【小論文対策塾Gokaku】は、小論文の専門塾として、
日本TOPレベルの指導ができるよう日々努力しています。
小論文についてのお悩みがありましたら、
以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡をください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfdODy4LTRj1OdzcjkmdISElQJ7w6-9sXW2JzGCWnzg-MGXKg/viewform
ありがとうございました!

