みなさん、こんにちは。
今回は、大学入試小論文の添削について、その方法と解説していきます。ぜひこの記事を活用してください!
1)まずは学校・塾の先生など、周囲に相談
着実な方法として、身近にいる先生に添削をお願いすることがあげられます。これは教鞭をとる先生だから頼むというだけでなく、対面での質問や指導といった、直接のフィードバックをもらうことに高い効果があります。可能な限り、この手段は取るべきです。
先生でなくとも、知り合いや家族に小論文での大学受験経験がある方や現役教師の方がいるのであれば、ダメ元で良いので頼んでみましょう。
また、他の人に添削を任せる最大のメリットは「読み手視点で添削してもらえること」です。書き手に出題テーマに対する十分な理解があったとしても、それを伝わるように記述するのは一朝一夕でできることではありません。頭の中はじゅうぶんであっても、書けば質が落ちていくのです。
小論文の記述は「何の知識も持たない人の目に触れる想定で書く」ということを念頭に置きましょう。書かなくても伝わるなんてことはありません。回答を見直すときに、自身では十分な情報を書いたように感じても、書き手の脳内で補完されている箇所があっては気づけません。そうしたことに気づいてもらえることが、読み手視点で添削するということです。
さて、ここからは自分自身で添削を行う場合の解説をしていきます。
2)添削ステップ
①まずは書いてみる
当然ですが、自身の答案がなければなにも始まりません。自分の志望する大学の過去問を用いて、答案を一通り作成しましょう。
このとき、重要なのは「実際の試験形態」にならうことです。小論文は時々のコンディションにさえ左右されうる、繊細な受験形式です。時間制限を設け、なるべく原稿用紙と過去問のコピーを印刷してプリントで用意し臨みましょう。
そして、必ず「最後までやり切る」のも大切です。ひとまず書いてみたあと、もし回答時間に余裕があれば、一度出来上がった回答を写真などで記録に残しておきましょう。そのあと回答時間が終わるまで書き直してより良い答案を作成してください。
②採点基準を知る
| 5非常に的確 | 4比較的的確 | 3普通 | 2不的確 | 1非常に不的確 | |
| 文章力 | |||||
| 構成力 | |||||
| 説得力 | |||||
| 問題理解力 | |||||
| 知識力 |
上に5段階評価での採点表を用意しました。小論文の採点はこのように段階別の評価を減点方式でつけていくのが一般的ですが、もちろん大学によって異なります。これらの評価軸を意識する前の回答が受験者の素直な回答なので、この軸に合わせて修正・向上していくという方法がおすすめです。
次のステップに行く前にざっくりと採点してみるのもよいでしょう。
③内容に注目して添削→修正
いよいよ添削です。まずは内容を添削します。いきなり本丸に切り込むのが重要です。このステップで添削した内容を修正し、また「語」に注目して添削・修正するので、先に内容の添削を行いましょう。
さて、内容を添削するときは以下の項目に気を付けます。
◎話が現実的であるか。(意見だけでなく、あなたの認識した問題の状況等が現実的な書
き方で表現されているか。)
◎問題の出題意図に即した記述が一貫しているか。(抱負や個人的な体験談など、求めら
れていないことを書いてはいないか。また回答を要約したときに、設問に対する適切な 回答がなされているか)
◎文脈からみて、唐突な話題変換などがないか。(最終的に話題がつながるとしても不適
当であるため、文脈に違和感を覚える箇所がないか。)
◎客観性はあるか(独りよがりな内容になっていないか)
といった具合です。
添削と修正は異なります。添削ではまず、回答のどの部分にどのようなミスや課題があるか、ということを指摘します。回答の各文章の下に赤ペンで「現実的でない」「突然の話題転換」「書かなくてよい」など、メモを残しておきましょう。
④いったん修正
添削で見えた課題を意識しながら修正し、書き直しです。
⑤「語」に注目して添削
このステップが最も赤ペンの入る段階です。回答で用いている言葉を直していきます。
語を添削するときに気を付ける項目は以下の通りです。
◎書き言葉になっているか(話し言葉になっていたり、「色々」「大変」などと曖昧な表
現で言葉を濁してたりはしないか)
◎文体の統一(「である体」で書いているのに途中で「です・ます」を使ってはいない
か。基本的には「である体」で書くべき。)
◎表現は適切か(「貧乏」→「貧困」に直すなど)
といった具合です。
⑥加筆
ステップ④の修正を通して、問題の出題意図に応じるように書けていない部分を発見しましょう。
「具体例はないか」「実際誰がどうするのか」「問題の背景になにがあるのか」「その現象のどこが問題なのか」「その問題によって何が起きるのか」足りない部分というのは大体この中にあります。
発見出来たら、語や文脈に注意しながら加筆します。
⑦ステップ③~⑥を必要なだけ繰り返す
こちらは小見出しそのままです。ある程度納得できるところまで繰り返して、最後のステップに移ります。
⑧振り返り
最後は振り返りです。最後の修正答案を書いてみてどうだったかについて考えましょう。
「うまく書けなかった」と感じたのであれば「知識が足りず書けなかった」のか、或いは「書き方がわからず書けなかった」のかによって今後の対策は変わってきます。
知識の部分はインプット対策を練る必要がありますが、書き方に関しては今回の添削を繰り返すうちに自ずと明らかになるはずです。
とんでもなく長くなってしまいました。いかがでしたでしょうか。みなさんの小論文の回答が洗練され、志望校に合格することを陰ながら応援しております!
小論文対策塾Gokakuについて
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
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社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
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何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、
【小論文対策塾Gokaku】ならではのものです。
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