みなさん、こんにちは。
突然ですが、大学入試の小論文の出題で定番のこれらのフレーズに惑わされていたりしませんか?
「論じなさい」
「説明しなさい」
「考察しなさい」
今回はこうしたフレーズのそれぞれの違いと、実際の回答の仕方について解説していきます!
言葉一つで生じる小さな不安をこの記事で払拭しちゃいましょう!
1)「論じなさい」問題
まずはこの「論じなさい」について解説していきます。
論じる、とは言葉の通り、論理的に述べることを指します。ある事柄についての意見を、筋道を立てて根拠を示しながら述べる(言い表す)行為です。
つまり、意見陳述です!
なにかを説明したり推論するというよりは、意見を主張するのが「論じる」という言葉であり、大学入試の小論文論述で求められる回答の形式なのです。こうなれば話は早いですよね。序論・本論・結論に分けて論理的にあなたの主張を述べていきましょう!
そして、論じる回答にとって重要なのが根拠です。序論ではまず、あなたが何についてどんなことを主張するかを述べます。次に本論です。本論では、その主張の根拠を筋道を立て、出題される本文中のデータを基に論理的に(読み手も書き手と同様の内容を思考することができるように)意見を述べましょう。結論ではただ結論を書くだけでなく、あなたの主張によって導かれる今後の課題や発展の余地のある事柄についても言及できると良いです。
2)「説明しなさい」問題
次に解説するのは「説明しなさい」問題です。
入試の小論文で出題されるとき、考えられるパターンは2つあります。それが「本文に載っている語や概念などの説明」の場合と、「本文中にない語や概念などの説明」の場合です。前者の場合、回答は単純で、ただ本文からその説明の対象となる語についての要旨をまとめて記述しましょう。
しかし、後者であった場合、非常に厄介な問題となります。
というのも、説明以前に受験者の知識量や理解度が求められるためです。その語を知らない、または知っているがいざ説明するとなると言語化が難しいという状況に陥りがちなのが、この「説明しなさい」問題です。
「論じなさい」と違って事実のみを淡々と書き連ねれば良いのですが、前提知識がないと書けません。日ごろから小論文に頻出のテーマにまつわる概念や考え方、キーワードなどについて、アンテナを張っておく必要があります。
3)「考察しなさい」問題
最後に解説するのが「考察しなさい」問題です。
これは「論じなさい」問題と混同しがちですが、その違いは、考察は「主張するわけではない」という点にあります。
考察とは思考を巡らせることです。
「~~するべきだ」というように意見することではなく「~~ということではなかろうか」「私は~~のように考える」といった具合であなたの考えを述べることが求められます。もちろん、考察を述べる問題であっても客観的に、論理的に誰もがそのように考えることができる文章である必要があります。
しかし、考察の類の問題は回答者に賛否とその理由を求めるといった形式のものが多いので、比較的簡単な部類の問題となっています。
ちなみに、絶対に考察を記述する問題で主張を述べてはいけない、というわけではありませんが、「考え」と「主張」はやはり異なるものです。こうした出題意図があるのを踏まえ、論理的な回答をしてより得点アップを目指しましょう!
ここまでを見返してみると、やはり小論文の回答には論述であれ説明であれ、あるいは考察であれ、論理的に述べることが求められるようですね。
段落(一マス空けるとき)の基本ルールをおさらい&書き方・書き出しのコツ
段落の基本ルール
小論文では、段落ごとに一つの内容(論点)を書くのが原則です。
また、段落を始めるときは一マス空ける(字下げする)ことを忘れないようにしましょう。
たとえば、
私は、AIの発展は人間の仕事の在り方を変えると考える。
(←1段落目の書き出しは一マス空ける)
といったように、「考えを示す文」→「理由・説明」→「具体例」の順に書くと自然に段落がまとまります。
段落の構成パターン
段落には、主に次の3つのパターンがあります。
1️⃣【意見型】…「私は〜と考える。」
2️⃣【説明型】…「〜とは、〜である。」
3️⃣【具体例型】…「たとえば、〜の場合がある。」
「説明しなさい」という設問では、説明型で書き始めるのが効果的です。
例:
コミュニケーションとは、人と人とが気持ちや考えを伝え合うことである。
このように「〜とは、〜である」と定義から書き出すと、読み手に分かりやすく、論理的な印象を与えます。
段落のつなぎ方
段落の最後と次の段落の最初を自然につなげることも大切です。
つなぎ言葉の例を覚えておくと便利です。
- 「なぜなら〜からである」
- 「しかし〜のような問題もある」
- 「このように〜ことが言える」
こうした言葉を使うことで、文章全体に流れが生まれます。
小論文対策塾Gokakuについて
大学受験・小論文対策に特化した【小論文対策塾Gokaku】を開校しました。
小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
でも、しっかり対策してコツをつかめば誰でもできるようになります。
【小論文対策塾Gokaku】では、小論文が書けるようになるために1から教えていきます。
書き出しはどうするの?文末表現、語尾はどう書くの?句読点の打ち方は?段落分けは?
社会問題に精通するにはどうするか、資料、図表、グラフの素早い読み取り方、
反論の予想の仕方などの高度な技術も伝授します。
頻出課題の出題傾向を分析して、豊富な例題を用いて書く訓練をしていき、
何より重要なのは添削されたものから、また考え直すという反復練習です。
小論文をドリルのようにこなしていく、という勉強法は、
【小論文対策塾Gokaku】ならではのものです。
===
【小論文対策塾Gokaku】は、小論文の専門塾として、
日本TOPレベルの指導ができるよう日々努力しています。
小論文についてのお悩みがありましたら、
以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡をください。

★記事はお役に立ちましたか?
今後もお役に立てるような記事を書いていきますね!
それではまた!

