みなさん、こんにちは。
突然ですが、小論文の記述回答を見直してみてください。もしかして、「思う」だとか「だから」だとか、はたまた「考える」なんて言葉を使ってはいませんか?
それ、NGなのです。
使うと格段に小論文の質が下がってしまいます。
今回はそんなNGワードを、おすすめの言い換え語とともに解説していきます!
1)NGワードとは
まずは、なぜ語によって小論文の質が下がってしまうかについて説明します。これは学術的意義を持つ「大学入試の小論文」という場でNGワードに大別される曖昧な表現を用いることにより、正確な文意が伝わらず減点となってしまうからです。論文が特にそうですが、学問の領域では、その分野について何も知らない人も論文を読むという前提で、関連分野の研究の背景や歴史も分かるように書かなければなりません。
曖昧な表現や誤解を招きかねない表現というのはたくさんあります。入試では不適当な表現というものもあります。そして当然、大学入試の回答でこのような勘違いをさせるわけにはいきません。受験者には、誰が読んでも分かるよう正確な表現で小論文を論述する必要があります。
2)実際のNGワードと有効な言い換え例 ”「だから」より丁寧な表現”
これから実際に小論文の記述で使われやすく、かつ誤解や曖昧な表現となりやすい語をその言い換えとともに解説していきます。
◎その1.「思う」→「である」
これは最も使われやすく、かつ小論文受験者にとって最初の見えない壁となっているNGワードです。「思われる」という表現も同様です。
では、なぜか。
小論文は「意見」を述べる問題であり、「思う」という表現は「感想」として扱うのが一般的だからです。作文やエッセイなら問題ありませんが、小論文では極力この表現を使ってはいけません。
有効な言い換えが「である」です。「思う」と書いてある部分をすべて「である」に変えてみてください。断言している分「思う」の持つ曖昧なニュアンスがなくなってより説得力が増したように感ぜられませんか? 文意は変わらず、歯切れがよくなりました。
小論文では基本的に「である体」を用います。これは語尾を統一するだけですが、語気に説得力を持たせ、不確定要素の混じらない純粋な意見であると表現する効果もあります。積極的に「である」を使いましょう!
◎その2.「考える」→「である」
こちらも「思う」と同様です。意見の論述なのだから『考える』という表現は適切ではないか、と気づく方もいると思いますが、そうでもありません。特に、便利に使いがちな「考えられる」という表現はグレーゾーンです。「考えられる」という言葉は「客観的に、誰でもそのように思考することができる」というニュアンスもありながら「考える」の持つ主観性も同時に存在しているため、グレーゾーンなのです。
である体を用いた論述をするのであれば、「思う」「考える」という言葉をできる限り使わずに言い切ることが望ましいでしょう。
「この問いは非常に複雑であるように思う。」
「私はこの問いを非常に複雑だと考える(この問いは非常に複雑だと考えられる)。」
「この問いは非常に複雑である。」
スパッと言い切った方が説得力を感じますよね。
◎その3.「~だから・なので、」→「~である。よって・ゆえに、」
こちらは先の2つの例よりも単純です。話し言葉と書き言葉、小論文では書き言葉を用いましょう。「だから」のように原因と結果を書き表したいときは、一文が長くならないように「である」を用いて句点を打ち、文章を2文に分けるのがコツです。
字数が稼げずに悩むときが来たら、このように言い換えで丁寧な表現と字数稼ぎを両立するのも巧みな一手ですから、覚えておいて損はありません。
◎その4.「一方・もう一方」→「一方・他方」
これは適切な語彙選出の一例です。「一方」という言葉を使うと普段馴染み深い「もう一方」という表現をしたくなると思います。もちろん不正解ではありませんが、減点の対象にする大学もあります。「他方」という言葉を用いるのが無難です。
これらの他にも、「なのに」→「にもかかわらず」や「大体」→「およそ」、「めちゃくちゃ」→「非常に」、「普通は○○らしい」→「○○というのが通説である」などがあります。可能と受動の意味を分けるために書きがちな「ら抜き言葉」も立派な減点対象です。
いかがでしょうか。今回は小論文でのNGワードと有効な言い換えについて解説しました。ちなみに、私がよく大学のレポートで使う手口は「分からないよ……」→「今後の課題としたい・研究の余地がある」です、おすすめです!
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小論文は、真の国語力を問われるとてもむずかしい試験です。侮ってはいけません。
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